design policy
デザインポリシー
multi mediaからX-mediaへ
マルチメディアという呼称が市民権を得て既に久しくなります。
アナログ・メディア社会では、文章や静止画は紙で、動画はフィルムやビデオテープで、音声はレコードや録音テープでというように、それぞれの媒体を適材適所で使い分けていました。20世紀末、コンピュータやネットワークが一般化しデジタル・メディアが普及するにつれ、文章・静止画・動画・音声など複数の媒体を統合して伝達する手法として、マルチメディアが提唱されました。
しかし、マルチメディアとは「デジタル・メディアを使いこれらの媒体を平行して扱う」という手段を表したものに過ぎません。マルチメディアを用いたからといって、表現内容自体が変わるわけではないのです。
では、これら様々な形態の情報伝達手法を、表現内容の向上に結びつけるために、様々な視点から思考した包括的なデザイン提案≪X-media design(クロス・メディア・デザイン)≫を提唱しています。
多種多様なデザイン展開
では、グラフィックデザイン・空間計画・CG制作など、様々な形態のデザイン業務を行い、≪X-media(クロス・メディア)≫を具現化しています。
もちろん、アナログ・メディア、デジタル・メディアの違いにもこだわりません。アナログ的手法とデジタル的手法、リアル(現実)空間とヴァーチャル(仮想)空間、平面的表現と立体的表現など、デザインを完成する過程の中で様々な思考を行い、的確なデザインを提案していきます。