'63 Gibson ES345-TD-SV (Cherry Red)
1982年、水道橋の某楽器店で3年ローンで購入しました。通称「セミアコ(セミ・アコースティック:「箱」のエレキでありながら、ボディを薄くすることでアンプからのフィードバックによるハウリングを抑えるようになってる)」と呼ばれる、ギブソンES335シリーズの一員ですね。B.B.King、故Johnny Guitar Watson、故Freddy Kingなどのブルースマンが愛用してることから、ブルースバンド業界?では一大勢力となっているギターでもあります。
ピッキングのアタックによって自在に音色をコントロールできる従順な性格とでも言いましょうか、大音量で鳴らせばガッツーンと前に出るし、アタックを抑えればバンドサウンドにとけ込んでくれます。ブルースにはもちろんの事、歌のバックを少人数のバンドで受け持つときや、エレキ弾き語りなどにもバッチリな便利なヤツです!。
(June 17th, 1997)

永いことステレオジャックを使用してフロント/リアのピックアップの出力が独立して取り出せるオリジナル配線のままで使っていたのですが、ついにモノラル化しました。ついでにバリトーンスイッチがらみの配線・トランス等も撤去し、配線材自体も全部新調したので内部はずいぶんとすっきりしました。ES335と同じ配線にしたというわけです。
たかだか配線の引き回しがちょっと変わっただけなのに、ずいぶんと音もすっきりしましたね。ただ、モノラル化したせいかフロント/リアのピックアップ間にあったバリトーン用のトランスを撤去した影響かはわかりませんが、前後ピックアップの干渉は大きくなったようです。ま、両方のピックアップをフルヴォリュームにして使うことは滅多にないので実用的には問題ないですけどね。
(June 24th, 2000)

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