'65 Fender Telecaster (Red!!) |
あたしのメインギターです!。 1986年、荻窪の某楽器店で購入。元祖エレキ(ボディに空洞を持たないソリッドボディのギターとして、初めて市販されたのがフェンダー社のこのモデル)のこのスタイルは、ストラトキャスターと並んでフェンダーの代名詞ですねぇ〜。 テレキャスターのスタイルとワイルドな音があたしゃむちゃくちゃ好きでして、ガキンチョの頃から何本もとっかえひっかえ使ってました。で、たどり着いたのがこの本物の骨董品。楽器屋でちょっと弾かせてもらっただけで、即銀行印出してました...(笑)。このテレキャスターはネックが太めで、とにかく「太い」音がします。ネックが鳴ってるっちゅう感じですね。特に低音のズ太さは格別で、小さい音でも存在感があって前に前に出ようとする出しゃばりなヤツですね。楽器同士が主張しあう格闘技のようなバンドには欠かせません。 ボディはテレキャスターの場合通常はアッシュ材なのですが、このギターにはストラトキャスターやカスタムテレキャスターなどと同様のアルダー材が使われています。そのため、重量は若干軽く、音には厚みがあります。オリジナルカラーは「レイクプラシッド・ブルー(ブルー・メタリック)」だったようですが、紆余曲折を経て赤いボディとなっています。 ネックはメイプル材に同じくメイプルのフィンガーボードを貼り合わせた、いわゆる貼りメイプルと呼ばれるモノで、ネックエンドには「AUG 65」のスタンプがあり、ヘッドのロゴはフェンダー社がCBSに売却される以前に用いられていた筆記体のモノ(スパゲッティ・ロゴ)が貼られています。貼りメイプル仕様がカタログに登場するのは'67年頃からですから、ボディ材やロゴも含めて考えるとおそらくオーダーメイドによって製作されたものでしょう。入手するまでの21年間に2度のリフィニッシュを施されていたり、ネックの塗装はほとんど剥げて無くなってしまっていたりと、かなりの歴戦の勇者といった感じですね。音も弾き心地も文字通りの歴史の重みを感じさせてくれます?!。 (June 17th, 1997−Aug. 23th, 2000 update) |
リフィニッシュしたのです!
ボディの水色は、元のオーナーが塗ったモノのようで、永年この状態で使ってきたのですが、ついにボディのリフィニッシュに出しました。ソニックブルーのペイントは、元の塗料(おそらくブロンド)の上から塗られていて、かなり塗装が分厚い状態のため、塗装を全部剥がして、新たにラッカーフィニッシュする予定です。 トラブル発生!。リフィニッシュを依頼していた楽器屋さんのリペアマン氏が急がしくってなかなか手がつかないでいたんですが、やっと一番上の水色のポリ塗装が剥がれました。しかぁ〜し、てっきりオリジナルのラッカーだと思っていたその下のクリーム色の塗装が実はリフィニッシュされたものだったようです。リペアマン氏によればたぶんエステル系の塗料だろうとのこと。まだまだ、先は長いようです。。。 新事実発覚!。ようやく、実はリフィニッシュだったクリーム色とその下のシーラー(ラッカー系)が粗方剥がれました。ここで新事実が2点発覚!。 赤くなって半年ぶりに戻ってきました。分厚い塗装が無くなったおかげでグッと鳴るようになって!。生音からして違います。塗装だけでこんなにも音が変わるとは正直言って驚きものです。低音の太さはそのままに、より粒建ちがはっきりした感じです。色はフィエスタ・レッドでもダコタ・レッドでもない、いわゆる「赤」です。照明によって落ち着いても派手にもいろいろな見え方がすることでしょう。あ”ついでにリフィニッシュのおかげで軽くなりました...(^^)。 |
元のカラー 「ソニックブルー」
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Deluxe Reverb-Amp |
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